【転スラ】小説(ラノベ)の完結は何巻?最終回ネタバレとWeb版の違いを解説

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まるのじブログ | 【転スラ】小説(ラノベ)の完結は何巻?最終回ネタバレとWeb版の違いを解説

あの大人気シリーズがついにフィナーレを迎えましたね。転スラこと転生したらスライムだった件の小説がついに完結したと聞いて、本当は何巻で終わったのかや最終巻の発売日はいつなのか気になって検索している方も多いのではないでしょうか。

長きにわたるリムルの冒険がどのような結末を迎えたのか、そしてWeb版との違いはどうなっているのか、ファンとしては居ても立ってもいられない気持ちになりますよね。私自身もWeb版を追いかけていた身として、書籍版ならではの展開やラスボスの変更点など、ネタバレを含む情報や感想を共有したくてたまりません。

また、漫画版はどこまで進んでいるのかといった疑問や、完結後のアニメ化情報の続きについても触れていきます。この記事では、みなさんが気になっている完結に関する情報を余すところなくお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

記事のポイント☝️

  • 小説版の完結巻数と感動のフィナーレの内容がわかります
  • 書籍版独自のラスボス展開やWeb版との決定的な違いを理解できます
  • 2026年以降のアニメ4期や劇場版など今後の展開を先取りできます
  • 完結後も転スラワールドを楽しむためのお得な電子書籍活用法を知れます
目次

小説版 転スラの完結は何巻?最終回のあらすじ解説

「転生したらスライムだった件」公式より
「転生したらスライムだった件」公式より

ここでは、ついに完結を迎えた原作小説の具体的な巻数や発売日といった基本情報から、物語の核心に迫るネタバレ解説までを一挙にお届けします。Web版とは異なる道を歩んだ書籍版ならではの結末や、完結に伴うメディアミックスの最新情報まで、ファンなら絶対に見逃せない重要トピックを深掘りしていきましょう。

完結はいつ?23巻の発売日とあらすじ

ついにこの時が来てしまいましたね。リムルと仲間たちの長い旅路の終着点。Web小説として産声を上げてから、アニメ化、漫画化、そして映画化と、まさに「なろう系」の金字塔として走り続けてきた本作ですが、その原作小説がついにグランドフィナーレを迎えました。

結論から申し上げますと、『転生したらスライムだった件』の原作小説は、2025年11月29日に発売された第23巻をもって完結しました。

約12年です。12年もの間、私たちはジュラ・テンペスト連邦国の発展を見守ってきたわけですね。私自身、発売日に書店で「完結」の帯を見た瞬間、達成感と同時に「ああ、終わってしまうんだな」という強烈な寂しさ、いわゆる「転スラロス」の予兆を感じて立ち尽くしてしまいました。

最終巻で描かれる壮大な決着

第23巻の内容は、まさに怒涛の展開です。世界を崩壊させようとする勢力との最終決戦が描かれるわけですが、これまでの巻で散りばめられてきた伏線が見事に回収されていきます。単なる力技のバトルではなく、リムルという存在が世界にとってどうあるべきか、魔王として、そして盟主としての「在り方」が問われるような、哲学的な深みさえ感じるストーリーでした。

また、今回はファンの期待に応える形で、通常版に加えて豪華な特典が付いた「特装版」も同時発売されています。価格差は大きいですが、それだけの価値がある内容となっています。

商品名発売日価格(税込)備考
通常版 第23巻2025年11月29日1,430円小説本編のみ
特装版 第23巻2025年11月29日6,930円アクリルパネル+ポストカード付

ここがポイント

物語は第23巻で綺麗に完結していますが、同日発売の「番外編」も併せて読むことで、より深い感動と「その後の世界」への安心感を得られる構成になっています。

ラスボスが違う?なろう系Web版との違い

ネタバレを含みます!

ここが今回の記事で最も熱く語りたい部分であり、古参のファンや「なろう」読者の方が最も衝撃を受けるポイントかと思います。
実は、書籍版とWeb版では「ラスボス」が全く異なります。

Web版を読了済みの方なら、「ラスボス=ユウキ・カグラザカ」という認識が強いはずです。彼は異世界からの転生者でありながら、リムルの良き理解者を演じ、その裏で世界を混沌に陥れる野望を抱いていました。最終的にはヴェルダナーヴァの力を奪取(あるいは模倣)し、絶対悪としてリムルと対峙して「時空の果て」へ飛ばされる……というのがWeb版の結末でした。

しかし、書籍版(第23巻)ではその運命が大きく書き換えられています。

ユウキ・カグラザカの脱落と真の脅威

調査した情報によると、書籍版のユウキはラスボスの座を降りています。それどころか、最終決戦を待たずに物語から退場しているのです。彼はミカエルやフェルドウェイといった「始原の七天使」、あるいはそれらを利用しようとしたジャヒルの策謀に巻き込まれる形で描かれます。ミカエルの支配から逃れようと抵抗したものの、結果としてジャヒルの攻撃によって死亡・消滅したとされています。

「えっ、ユウキと戦わないの?」と思った方もいるでしょう。私も最初は驚きました。しかし、これにより物語のスケールは「個人の野望(ユウキ)」との戦いから、「創造主ヴェルダナーヴァの復活」と「世界の崩壊システムそのもの」を巡る、より高次な戦いへとシフトしています。

立ちはだかるフェルドウェイとイヴァラジェ

ユウキに代わって最終的な脅威となるのは、始原の七天使の筆頭であるフェルドウェイ、そして滅界竜イヴァラジェです。フェルドウェイはヴェルダナーヴァへの歪んだ忠誠心から世界を粛清しようとし、イヴァラジェは存在そのものが世界を破壊する災厄です。

豆知識:Web版との違いまとめ

Web版:ユウキ・カグラザカが全ての黒幕として立ちはだかる。
書籍版:ユウキは途中で脱落。フェルドウェイやイヴァラジェが真の敵となり、より神話的なスケールの戦いが展開される。

この変更は、単に敵が変わっただけではありません。リムルが守るべきもの、そしてリムル自身の「神」としての覚醒の意味合いをより深くするための必然的な改変だったと、読み終えた今は感じています。

最終回のネタバレ!リムルの結末とその後

ネタバレを含みます!

それでは、物語の核心である「結末」について解説します。フェルドウェイやイヴァラジェとの激闘の果てに、リムルはどうなってしまったのか。ハッピーエンドなのか、それともビターエンドなのか。

結論から申し上げますと、これ以上ない最高のハッピーエンドが待っています。安心して読み進めてください。

「時空の果て」への追放と進化

第23巻のクライマックスにおいて、リムルは敵の策謀、あるいは激しい戦闘の余波によって「時空の果て」へと飛ばされてしまいます。ここは時間と空間の概念が希薄な、いわゆる虚数空間のような場所。通常の存在であれば、意識を保つことすら不可能で、二度と元の世界には戻れない絶望的な領域です。

しかし、リムルには最強のパートナーである「シエル(神智核)」がいます。この極限状態において、リムルはシエルと共に能力のさらなる深淵へと到達します。Web版と同様の展開ではありますが、膨大な時間(主観時間または並行世界の時間)を経て、リムルは「アザトース(虚空之神)」の真価を発揮し、時空を超越する力を完全に掌握。自らの意思で元の時代・場所へと帰還するのです。

大人の姿での帰還が意味するもの

特筆すべきは、帰還時のリムルの姿です。
彼は「大人の姿」でテンペストに帰還します。

これは単に外見が成長したという話ではありません。スライムという種族的な枠組みを超え、また少年の姿を模していた擬態から脱却し、精神的にも存在的にも成熟した「神(あるいはそれに等しい超越者)」としての完成を視覚的に表現していると考えられます。シズさんの面影を残しつつも、より美しく、威厳ある姿になったリムルが、仲間たちの前に現れるシーンは涙なしには読めません。

結末の要点

  • リムルは時空の果てから自力で帰還する(神格化)
  • 最後はテンペストの仲間たちに笑顔で迎えられる
  • ヴェルダナーヴァ復活問題にも決着がつき、世界は平和を取り戻す

激しい戦いの後、リムルはジュラ・テンペスト連邦国へと帰還し、ベニマルやシュナ、ヴェルドラといった仲間たちに迎えられます。世界は平和を取り戻し、リムルたちはバカンスを楽しめるほどの安定期に入る。殺伐とした展開が続いただけに、このラストシーンのカタルシスは凄まじいものがあります。

完結後も続く番外編とアニメ4期の最新情報

「小説が終わってしまって寂しい……」「明日から何を糧に生きればいいんだ」という、深刻な転スラロスを感じている方も多いでしょう。私自身もそうです。しかし、ここで朗報があります。原作小説の「本編」は完結しましたが、転スラワールドの展開はむしろここからが本番と言えるほど充実しています。

完結と同時に番外編が発売!

これは出版社の戦略の上手さに脱帽するしかないのですが、なんと最終巻である23巻と同日に、『転生したらスライムだった件 番外編 ~とある休暇の過ごし方~』が発売されています。

この番外編の内容は、本編完結後の時系列を含むストーリーです。リムル、ヒナタ、そしてヴェルドラたちが「魔法の聖地」へ旅行に行くという、ファンが一番見たかった「平和な日常」と「新たな冒険」が描かれています。もともとWeb版完結10周年記念で執筆された特別編を加筆修正したものですが、重要なのは**「本編完結後の書き下ろしショートストーリー」**が含まれている点です。

「本編は終わったけれど、リムルたちの毎日は続いている」
この事実を、完結直後に公式が供給してくれることのありがたさは計り知れません。最終巻を読み終えたその足で番外編を開けば、喪失感は安堵感へと変わるはずです。

アニメ4期と劇場版第2弾『蒼海の涙編』

映像メディアの方も止まりません。すでに以下の大型企画が進行中です。

  • 劇場版 第2弾『蒼海の涙編(そうかいのなみだへん)』:2026年2月公開予定
  • TVアニメ 第4期:制作決定済み

特に注目したいのが、2026年公開予定の劇場版第2弾です。こちらは原作者・伏瀬先生が原案と監修を務める完全オリジナルストーリーとなる見込みです。予告情報からは「パラダイス」「バカンス」「島」といったキーワードが読み取れており、シリアスな展開が続いたTVアニメシリーズ(第3期)とは対照的に、エンターテインメント性の高い、明るい冒険活劇になることが予想されます。

また、TVアニメ第4期も控えており、物語はいよいよ天魔大戦の序章から中盤にかけての政治劇や勢力争いが描かれることになるでしょう。原作が完結したことで、アニメスタッフもゴールを見据えた構成が可能になり、より完成度の高い脚本が期待できます。

転スラロスを癒やす完結記念プロジェクト

「転生したらスライムだった件」公式より
「転生したらスライムだった件」公式より

完結を単なる「終了」にせず、ファン全員で祝う「お祭り」にするために、出版社や製作委員会は「転スラ原作小説 完結記念プロジェクト」と銘打った大規模なプロモーションを展開しています。これはWeb上の話題性を現実空間(オフライン)へ拡張する、非常に力の入った施策です。

街中をジャックする巨大広告

プロジェクトの中核を成すのは、都市部を対象とした大規模な広告展開です。

  • 秋葉原:言わずと知れたサブカルチャーの聖地。ここに大型広告を掲出することで、コアファンへの認知を最大化しています。
  • 大阪道頓堀:西日本の中心地であり、多くの観光客の目に触れる場所。社会現象としての「転スラ」をアピールしています。

もしお近くに立ち寄る機会があれば、ぜひ探してみてください。SNS上では「秋葉原に転スラの巨大広告あった!」「感動して泣きそう」といった投稿が相次いでおり、ファン同士が場所を共有して盛り上がる現象が起きています。

見に行けない方へ

公式SNSなどでも広告の様子や現地の写真がアップされていることがあります。現地に行けない方も、X(旧Twitter)などでハッシュタグを検索して、その熱量を共有するだけでも十分に楽しめますよ。

また、特装版の特典決定プロセスにおいて、キャラクター人気投票(2025年2月実施)の結果を反映させた点も素晴らしかったですね。読者の投票が最終巻という記念碑的な商品の一部になる。まさに「みんなで作り上げた完結」という演出が、ファンの心を掴んで離しません。

転スラの小説は何巻から読むべき?完結後のお得な購入法

「転生したらスライムだった件」公式より
「転生したらスライムだった件」公式より

ここまで記事を読んで、「アニメ派だったけど、やっぱり原作小説を読んで真の結末を知りたい!」「途中まで読んで止まっていたけど、完結したなら一気に読みたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。

ここでは、完結した今だからこそおすすめしたい、最も賢く、そして快適な購入方法や楽しみ方について解説します。

Kindleで全巻まとめ買いがおすすめな理由

「転生したらスライムだった件」公式より
「転生したらスライムだった件」公式より

全23巻+番外編という大ボリュームを考慮すると、個人的にはAmazonのKindle(電子書籍)でのまとめ買いを強く、強くおすすめします。

理由は単純で、物理的なスペースの問題圧倒的な利便性です。
ライトノベル23冊分ともなると、厚みにもよりますが、本棚の一段分は優に埋まってしまいます。「部屋に本を置くスペースがない」「引越しの時に大変」というのは、読書好き共通の悩みですよね。

ですがKindleなら、スマホやタブレットの中に全て収まります。通勤電車の中、昼休みのカフェ、寝る前のベッドの中……。いつでもどこでも、リムルたちの冒険の世界に飛び込むことができるのです。特に転スラは設定が緻密で、「あれ? このキャラ誰だっけ?」「このスキルの説明、前の巻にあったな」となることが多々あります。

そんな時、電子書籍ならキーワード検索ですぐに該当箇所を振り返ることができるのも、長編作品においては最強のメリットと言えるでしょう。

Kindleのメリット

  • 全23巻を持ち歩いて、隙間時間にいつでも読める
  • 本棚のスペースを一切気にしなくていい
  • 「まとめ買いキャンペーン」やポイント還元で、紙より実質安く買えることが多い
  • 文字サイズを変更できるので、長時間の読書でも目が疲れにくい

特装版の特典内容と売り切れ情報の確認

「電子書籍の便利さはわかるけど、大好きな作品だからこそ、やっぱり物理的に手元に残したい!」
その気持ちも痛いほどわかります。そんなコレクター気質のあなたには、第23巻の特装版が見逃せません。

価格は6,930円(税込)と、通常版(1,430円)の約5倍という強気な設定ですが、それに見合うだけの、いやそれ以上の豪華な特典が付いています。

  • 描き下ろしアクリルパネル:著者である伏瀬先生と、イラストレーターのみっつばー先生の複製サインおよびメッセージが入っています。さらに、キャラクター人気投票の上位キャラクターが描かれた、まさに完結記念のメモリアルアイテムです。
  • 和紙風ポストカードセット:全12種。作品の世界観にマッチした和紙風の質感で、飾っても良し、保存しても良しの逸品です。

物語の完結を単なる「消費」で終わらせず、作品への愛着を確認する「体験」として残したいなら、特装版一択です。ただし、こうした特装版は早期に売り切れる可能性が非常に高いです。書店で見かけたら即確保、あるいはネット通販の在庫状況をこまめにチェックすることをおすすめします。後からプレミア価格で買うことになると悲しいですからね。

漫画版は終わらない?コミックの連載状況

「小説はどうしても活字が多くてハードルが高い……」「漫画なら読めるんだけど……」という方も安心してください。
小説は完結しましたが、川上泰樹先生による漫画版(コミカライズ)はまだ絶賛連載中です。

『転スラ』のメディアミックスにおいて、漫画版の功績は計り知れません。原作小説の複雑な設定や情報を、視覚的にわかりやすく整理し、キャラクターの魅力を引き出した作画は多くのファンを魅了してきました。

現在、単行本は30巻を超えていますが、原作小説のボリュームを考慮すると、漫画版が完結まで描き切るにはさらに数年、場合によっては10年近い期間を要すると推測されます。。。

これは逆に言えば、「漫画派の方は、まだまだ長く新作の転スラを楽しめる」ということです。「小説でストーリーの結末を予習して、漫画版でそのシーンがどう描かれるかを楽しみに待つ」というのも、完結済み作品ならではの贅沢な楽しみ方の一つですよ。

電子書籍なら在庫切れなしで今すぐ読める

完結直後は話題になるため、書店では特定の巻(特に初期の巻や、アニメの続きにあたる巻)が売り切れてしまうことがよくあります。「よし、今日から1巻から読み直すぞ!」と意気込んで書店に行ったのに、「1巻と2巻がない……」なんてことになると、せっかくの熱量も冷めてしまいますよね。

その点、電子書籍には在庫切れという概念がありません。
思い立ったその瞬間に購入して、ダウンロードして、読み始められる。このスピード感は、熱量が上がっている時には特に重要です。

また、Kindleなどの電子書籍ストアでは、冒頭の数十ページを無料で読める「試し読み」が増量されていることも多いです。「いきなり買うのはちょっと……」という方は、まずは試し読みで文章の雰囲気を確認してみるのが良いでしょう。アニメや漫画から入った方でも、伏瀬先生の文章は非常に読みやすく、すんなりと世界に入り込めるはずです。

まとめ:転スラの小説(ラノベ)完結は何巻だったのか

今回は、『転生したらスライムだった件』の原作完結情報について、巻数やあらすじ、Web版との違い、そして今後の展開などをまとめてお伝えしました。

記事のまとめ

  • 原作小説は第23巻で完結(2025年11月29日発売)。
  • ラスボスはWeb版(ユウキ)から変更され、フェルドウェイやイヴァラジェとの壮大な戦いに。
  • リムルは時空を超越して帰還し、ハッピーエンドを迎える。
  • 完結後も番外編、劇場版、アニメ4期と楽しみは尽きない。
  • 一気に読むなら、場所を取らず在庫切れもないKindleなどの電子書籍がおすすめ。

リムルの物語は一区切りつきましたが、転スラの世界はまだまだ広がり続けています。Web版を読んだ方も、アニメから入った方も、ぜひこの機会に書籍版だけの「完全な結末」をご自身の目で確かめてみてください。

12年間の集大成、そのラストページを閉じた瞬間の感動は、きっとあなたの心に残る大切な宝物になるはずです。

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